生まれ育った場所が近くなら、お互い自然と同じような方言を話すことになるように、同じ地域に生まれ育った人の演奏スタイル(歌い方、節回し、こぶしw)はおのずと似てくるよね。ダニゴールにはダニゴールの、ケリーにはケリーの、クレアにはクレアの歌い方ってのがある。おれは、できれば大阪弁で歌いたい 笑
エイダンは、ダブリンで生まれ育ってるけど、お母さんがバリバリのケリー県のミュージシャンみたいでシュリーブルークラ地方の影響が強いみたい。ポルカとかスライドを弾かないクレアのミュージシャンという自分の立場からすると、彼のポルカとかスライドは本当にすげー上手い。高知県の鰹のタタキが他県で食べるのとは別次元に美味いのと同じことか、、やっぱ本場の味は違う!w
アイリッシュ音楽って一口に言っても、地方性めっちゃ強い。津軽三味線と沖縄の三線の音楽がぜんぜん違うのと同じ。クレアもコークもダニゴールも、、、ぜんぜんちゃう!!方言もこれまたかなり地方のよって違ってて、訛りが濃ゆい!地方によってっていうより、隣町との訛り方がかなり違ってたりするから、横文字嫌いな俺はもうついて行けない 笑
地方によって、人気の楽器とかも違うしね。フルートならロスコモンとか、コンサティーナなら断然クレアだし、とか。こんな小さな国なのに、本当にどこも個性的っていうか、県はおろか、下手すりゃ村単位で別の国なんじゃないかってくらい違う(笑)
で、一番肝心なポイントは、みんな自分の個性ある村なり県の一員であることをやたらと誇りにしてること!誰かのマネをすることより、自分らしくあることを目指してる感じ。どっかの超有名奏者の演奏に限りなく近く弾くことより、誰にも似てない自分の歌というかサウンドを目指すこと。自分の歌い方(演奏の仕方、楽器を通じた歌い方)を誇りに思うこと。なんかかっけ~な~^^
方言とか出身地を誇りに思う姿ももかっこいい! 映画「三丁目の夕日」で、主人公が青森のお国言葉を躊躇するシーンがあって、その時タバコ屋のおばちゃんに、お国の言葉を隠す必要なんてない。誇りに思え!みたいに言われるシーンが確かあったと思うけど、日本の子でも、方言ちゃんとしゃべれる子は本当にカッコイイなぁ~っていつも思う。
みんな自分のお国、お国言葉、そして自分の「歌」を大切にね(*^▽^*)
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